Windows11で、WSL+pipenv+Jupyterの環境構築

Windows11上で動くWSL2 (Ubuntu 20.04)に、pipenvを利用したpython3のJupyter Notebookを立ち上げます。

忘れがちなので、備忘録です。

環境

  • OS: Windows11
  • WSL: Ubuntu 22.04
  • Python3 with pipenv

Jupyter Notebookのインストール

pipenvで仮想環境を作ってから、jupyterをインストールします。

# 必要に応じでpipenvインストール
pip install pipenv

# 環境作成
pipenv --python 3.8

# jupyterをインストール
pipenv install jupyter

Jupyter Notebookの初期設定と起動

Tokenの設定はめんどくさいので、パスワードでログインできるようにします。

# pipenvの環境に入る
pipenv shell

# デフォルトの設定ファイル作成(~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py)
jupyter notebook --generate-config

# パスワード登録
jupyer notebook password

# 起動
jupyter notebook

Notebookを起動したら、ブラウザからhttps://localhost:8888でアクセスできます。

二回目以降の起動

pipenvのシェル環境に入る必要はないです。

pipenv run jupyter notebook

Pipfileがあるディレクトリで上記を実行すれば、Notebookが起動されます。

(おまけ)Pythonのパッケージをインストールする方法

pipenvでPythonの環境を作成したので、pipenvでパッケージをインストールします。

# Pipfileがあるディレクトリに移動
cd /root/project

# パッケージのインストール
pipenv install pandas

  • この記事を書いた人

たかさん

犬と暮らすクラウドエンジニア。GCPが好きだけど良く触るのはAWSとAzureです。

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